小学校講師のパパが二人の子育てやってます

小学校の先生ですが、三人の子育てやってます

子育てについて、役立つことや思ったこと、お出かけ情報を書いています

ランドセルを選ぶポイントは!実際無くても困らない?!

四月で入学式が終わったというのに、なんともう来年の新一年生へ向けてランドセル商戦は始まっています。

うちの娘も来年一年生なんで、色々調べると、種類がたくさんあります。

 

 

最近の流行りの色

昔のランドセルって男は黒!女は赤しかありませんでしたが、今では色んな色がありますね。

男の子は黒が98%で、あとは深い緑や紺色など、やっぱり黒に近い色が多いです。

女の子は赤が35%、ピンクが350%、紫が20%、残りの10%は水色や青など、女の子は結構カラーバリエーションが多いですね。特にうすい紫は結構最近の人気な色みたいですよ。

あと刺繍が入ってるオシャレなのも女子のランドセル!かわいいの多い!

 

どの大きさのランドセルがいいの?

この頃増えているA4フラットのランドセルがいいですね。年々、配布物が非常に多くなってきて、毎日なんかしらプリント持って帰ってくると思うし、綴じ合せたフラットファイルを持ち帰ることも増えるでしょう。このファイルが入るA4フラットサイズはオススメです!ほんと、毎日毎日何らかしらのプリントを持って帰ってるはずです。それがぐちゃぐちゃーってなったら、ぐちゃぐちゃーのまま発掘されますよ。最近は、ほぼこのサイズになってきてますね。

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しかし、大きさだけにとらわれると、見逃しがちなのが重さ。これも結構重要です。毎日背負って行くことを考えると、やはり軽いことが大切です。

 

ランドセルは6年間使うことを考えて

とはいえ、ランドセルって12歳まで使い続けるものなので、あまり6歳のかわいさだけでつっ走るのも考えものです。

ちょっとこれは六年生には…みたいなデザインのものもあるので、あまり派手すぎないものにして、ランドセルカバー被せればいいんじゃないかと。ランドセルカバーも、フリマアプリなどで探せばいくらでもありますよ。

 あと男子は丈夫さが命だと思います。投げる、詰め込む、乗るなんて当たり前ですからね。リアルで上に乗ってぎゅーっと押し込んで、「やった!入った!」とかやってますから。休み前のランドセルってすごい状態ですよ。

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実はランドセルって…

小学生のシンボルであるランドセルですが、実はランドセルで登校しなきゃいけないきまりはない!って知ってましたか?おそらくカバン業界の何らかしらの力が働いていると思われますが、法律でも別に決まってないんですよ。

リュックで登校しても全く問題ないです。でも、やっぱり小さな体の一年生が、新品のランドセル背負ってるのってかわいいですよね。

学校としても、ランドセルを背負ってると登下校中って分かりやすいし、小学生ならでは、とは思います。でも、六年間同じものよりも、一年ごとに交換していく形でもいいのではないかと思う今日この頃です。

 

とはいえ、年々進化しているランドセル。今年はどんなものが出るのか楽しみですね。

ちなみに娘はフィットちゃん推しです。ずっとぶれない娘。

女の子はフィットちゃん、男の子はセイバンの天使のはねが人気のようですね。

百貨店だと色々と背負って試せるみたいなので、ぜひ色々とご検討ください。何てったって六年間使い続けるものですからね。

今だけのたのしみですよ。

 

宿題なんて、必要?必要ない?

結論から言うと、宿題はやった方が学力は確実に身につきます。やらんよりやった方がいいですよってことですね。

でも、やらせ方が結構大事というお話。

 

宿題は学力とは関係ない?

そんな記事をちらっと見たことがありますが、そもそものサンプルがどうなのかにもよるでしょう。

すでに、宿題をやらなくてもいいくらいの学力のある子は、必ず宿題を完璧にやってきます。このグループは宿題までやらなくても、授業で十分理解しているので、宿題と学力は関係ないでしょう。

逆に、やらないかんやろ!って子ほど宿題をやってこないので、宿題をなくしても成績は悪いままです。

なので宿題は、あくまで勉強するための習慣をつけるもので、副産物として補習的な面もあるよ!

なので、習慣として一年生のうちから必ずやらせていくのが効果的です。

なお、このデータはアメリカのものらしいです。アメリカでは、教育は家庭で行うことが基本の考え方にあるので、日本とは違いますよね。最近の日本では、全部預けてやってもらおうっていう感じがものすごいから。スパルタ幼稚園がはやるわけですね。

 

時間を決めて、親の目のある場所で

やらせるといったって、忙しいからみてあげれないっていうのが、実情ですよね。共働きのご家庭も多い中、子どもの宿題までは無理!っていう気持ちは分かります。

 

まず、勉強する時間と場所を決めてしまいましょう。この時間は勉強する時間、と一年生の内から自分で決めさせます。

下校してすぐだと、友達と遊べないので、五時に帰宅してからの30分は宿題の時間とか、お風呂上がっての30分など、早めに終わらせるような時間がいいです。

やる場所はリビングなどの親の目が届く場所がいいです。じっと一緒にやらなくても、様子を見るくらいで十分ですよ。

「分からないところはいつでも聞いてね」ってしとけば、どこでつまずいてるかが分かるし、親が分からなければ「先生に聞いておいで」で全然いいです。

 

宿題チェックのコツ

音読とかめんどくさいですよねー。同じ話ばかり聞かされることもあるし、正直長い。ながら聞きでいいと思います。

ちょっとポイントとしては、聞くだけでなく、物語の内容の質問を最後にしてみてください。ただ文字を追ってるだけか、ちゃんと読んでいるだけかがよく分かります。

漢字はただ写すだけになりがちです。漢字を覚えるのではなく、書くことが目的になっている子は、結構おおいですよ。

これも簡単なテスト、漢字を使った熟語を2つくらいだしてみましょう。チラシの裏にでもかいて貰えばいいです。

計算ドリルは、まるつけは子どもでよいと思います。ただし、絶対にさせて欲しいのがやり直し。できたら復習も。

答え写して終わって、同じ問題がまた解けない、って状態の子がいます。

自学は僕はどんなテーマでも自分が好きなものにしぼっていいです。たとえば恐竜好きなら図鑑で調べたり、絵が好きなら描いてみましょう。

 立派な自学です。

ちなみに教科書やノートを見ながらやらせるのは是非やらせて欲しいのですが、答えを丸写しになることだけは、時間の無駄なのでやめましょう。 

 

個人的には宿題は、学習習慣を身につけるためには、非常に大切です。特に自学って、その子の個性がもろに出てて、見るのが大好きです。

勉強も楽しんでやれたら、最高ですね!

小学校の一日ってどんな感じ?先生目線からの学校の一日を晒します

四月も中頃ですが、すでにピカピカの新一年生がきてから一週間以上が経ちました。新学期の緊張感もまだまだ残しつつも、それぞれのクラスカラーが出始めてくる今日この頃。

日本の小学校の先生って世界一忙しいらしいんだけど、一日中一体なにしてるの?

ってのを書いていきます。

 

 

学校は七時から開く

だいたいの学校は七時には誰か来ています。職員室が開くのがこの時間になりますね。7時半頃からだんだんと職員室にも先生達が出勤してきて、45分くらいから子ども達がやってきます。

この朝の時間は、主に当日の授業準備やらをしています。また、教室に上がって連絡帳のチェックやら、欠席の電話が入ってくるのもこの時間帯。ゆっくりコーヒーなど嗜む余裕もございません。

 

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8時半に朝の会

健康観察、欠席者の連絡を確実に済ませ朝の会、帯タイム、授業、と給食前まで休みなく働きます。中休みの15分なんか、あっという間に終わります。トイレ行く暇もないんだからね!

 

いよいよ給食!

給食中も息をつけません。当番と一緒に飯缶をとりにいき、当番と一緒におかずをつぎ分け、残菜がなくなるように調整したら、いただきます。

 もちろん先生も一緒に食べるんですが

自分は5分で食べ終わります。

 

これは量が少ないとかじゃなくて、教師病です。だいたい教師は早食い。5分で食べ終われるかは、この後の給食指導に大きく関わりますからね。

低学年の場合はこぼしたりなんやらやらかしてくれますし、高学年なら空いた時間に少しでも仕事をすすめることができます。食事時間5分て。給食はおいしいけど、5分!! ウルト◯マンよりちょっと長いね。やったね!

 

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昼休みはあるけれど

教育公務員とはいえ労働者ですから1日の中にも休みがあるはずなんですが、昼休みも委員会だったり子どもの勉強見たり、遊んだりしてたら、あっという間に掃除、五時間目、六時間目、ときて、さようならー!!また明日ー!!

四時には子ども達が下校します。

 

さぁ仕事仕事…

ところが四時から、なぜか色々な会議が入り込みます。これ本当にいるのか…みたいな謎会議。

さらに追い討ちをかけるようにやってくる、「うちの子がまだ帰ってきていません」の電話、子どもの捜索。だいたい、友達ん家で見つかる。直帰しろ。

気づいたら5時、終業時刻だー!

 

って帰れるかーい!!

 

自分のマネジメントができていないのが原因とは分かっているんですが、五時に帰らせる気なんざ絶対ないやろ!!と思う。

クラスのノート見たり、プリントに目を通したり、明日の授業準備したりは完全に終業時刻以降しか時間が取れない、みたいな毎日ですね。

特に高学年は毎日6時間授業だから、ほんとしんどいわぁ。

 

以上、小学校教師の1日でした。

給食の時間も指導の時間って知らない方がいらっしゃいますが、この時間も指導をしないといけない時間なんですよ。

学校にもよりますが、小学校では1日の最後にやっとお茶を飲めるくらいの忙しさです。

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これを多忙かそうじゃないかは人それぞれだと思うので、将来教職員を考えている方は参考にされてください。

でも、子どもと一緒に仕事できるってのはなんだかんだで幸せだと思います。

はじめまして

ライチと申します。

一般企業に就職したものの、やはり教師になる夢が諦めきれなかった男。

その後、物干し竿の行商をしたり、日雇い労働で働いたりして、現在は講師として小学校に勤務するかたわら、嫁と娘と息子の四人家族で暮らしています。

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嫁ラブ歴は14年以上、子どもラブ歴は5年とまだまだ未熟ではありますが、日々の生活の中で、主に子育ての視点で書いています。家族が大好きな、のんびり父ちゃんです。

 

また、学校現場の裏側や仕事での思うことなども、書いていきます。

 

子育てのあれこれな役立つ情報、お役立ちアイテムなどなど、子育て世代の方達の助けになれば幸いです。

 

これから、よろしくお願い申し上げます。