我が家がキャンピングカーを買ったわけ⑦なんかいい感じのが見つかる
こうして、お店の人とも一通り話して、家族とも話しながら、具体的なキャンピングカーのイメージが出来上がりました。自分たちに必要な装備品や使い方、今の家に置ける大きさなどが固まったころに、それは突然やってきたのです。
営業の方から電話がかかる
お店に行ってから数日たったある日、携帯に営業の方から電話がかかってきました。
「ちょっと年式は古いのですが、キャブコンでフル装備、結構中も綺麗で、しかも隣の県(20kmくらい)にあるんです。みてみませんか?」
即答して、その週の休みに実際にお店に行くことにしました。
前回の記事でも書いたように、中古車情報は全国から集めることができます。そんで、最初にお店に行った時にも実は色々と出してもらっていたのですが、これいいなと思ったのが北海道だったり、関東だったりしたんですよね。
そうなると、輸送費だけでも数十万かかる上に、実際に中を見ることができないんですよ。
この、中を見ることができない、ってかなり重要です。
キャンピングカーは移動できる家
想像してください。タバコを吸わない人がビジネスホテルで喫煙室に一晩泊まるってどうですか?
猫の匂いがする部屋で一日過ごすってどうですか?
他人の家の匂いって、きになる人は気になりませんか?
もし!高い輸送費払って、いざ乗ってみた時に、前のオーナーの生活臭が自分と合わなかったら・・・
これは結構きついと思うんですよね。(僕はあまり気にならない方ですが)
特にキャンピングカーは、生活をすることが前提ですし、中古となると普通車以上に前のオーナーの匂いが染み付いています。
なので、中古を探す人は、必ず試乗しましょう。ここテストに出ます!
我が家にキャンピングカーが・・・
実際に車があるお店まで移動です。高速で15分ほど移動して、隣の県の鳥栖へとやってきました。知らなかったんですが、鳥栖って結構キャンピングカーの販売店があるんですね。
その中の一つ、広大な駐車場にその車はありました。
早速、中を見せてもらい、トイレ、コンロが付いていることを確認。
ラッキーだったのは、年代が古いこと。
なぜ年代が古いのがいいかと言うと、値段もあるんですが、中のレイアウトが最近のものと違います。とは言ってもここ何年かで随分とキャンピングカーの内装も種類が増えてきたので、新車購入だとかなり幅が広がってきています。
ただ、中古しか買えない身の上ですので、ちょっと古いタイプの内装の方がよかったんですよね。これもラッキーでした。
さらに、ディーゼルで排気量もしっかりあるので、もうこれしかないくらいにぴったりでした。
というわけで、ご購入に至ります
で、一通りみて、運転してみたりして、これはもう買うしかない。こんな近場で見つかったこと、ちょっと前の年式で理想に近いレイアウトの内装、必要な装備が全て付いていること、予算の範囲内であることなど、これを逃したらもう一生買うことないんじゃないかと思うくらいのタイミング。
その場で購入しました。
さらに、自分は気にならなかったんですが、嫁がちょっと気にしていた匂いも、シートからなんから全部外して徹底的に消臭してくださり、壊れているバックモニターも新しいものに変えていただいたり、プロパンガスボンベを積んでいたんですが、それをカセットガスボンベを使えるようにしていただいたりしてもらいました。
コンロがあるってことはガスが必要なんですが、大きなガスボンベにわざわざガス屋探して入れてもらうのは大変。そこでホームセンターなどでも売っているカセットコンロ用のボンベを使えるようにしてもらいました。
家にくるのは二ヶ月ごくらい
そんなこんなで色々な整備やら必要な書類などを準備して、実際に我が家に来るのはそれから二ヶ月後くらいになるのですが、こんな流れで我が家にキャンピングカーがやってきました。
子育て世代にもっともっと広がって欲しいキャンピングカー。次はいよいよ最後になります。