小学校講師のパパが二人の子育てやってます

小学校の先生ですが、三人の子育てやってます

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子供の思考力を育てたい!だったら「なぜ?」癖をつけよう

学習指導要領も変わり、ますます学力とは何かを考え、自ら考える力が必要だ、という方向に進んでいます。今まで以上に、知識を詰め込むだけでは対応できな時代になって行くのかなと思います。

得られた知識をどれだけ活用できるか、そして自分の考えをどれだけアピールできるか、説明できるかが必要な時代になります。

そこで、じゃぁどうしたらいいの?っていうことを話しますね。

 

 

必要なのは、なぜ?という好奇心とプレゼンテーション

なぜ?っていうのは、子供自身のなぜ?と、親が子供に対してのなぜ?の2つがあります。

子供のなぜ?には、ちゃんと答えてあげて

3歳ごろになると、子供の「なぜ?」「どうして?」攻撃が始まります。何をするにも「なぜ?」「どうして?」ばっかりで、嫌になるとは思うんですが、そこをグッと我慢して、ちゃんと答えてあげましょう。

とはいえ、全てを知っているわけじゃないですから、全部が全部に正しく答えようとしなくても大丈夫。知らないことがあれば、「なんでだろうね?一緒に調べてみようか?」と、図書館に連れていって調べ方を教えてあげる。

また、すぐ答えを教えてあげるのではなく「なんでだろうね?なんでだと思う?」と聞いてみましょう。そして、子供がいったことを否定するのではなく、一度はしっかりと受け止めてあげてください。

「なるほど!それは面白いね!」と、どんな意見も否定するのではなく、一度受け止めてあげることはとても大切なことです。子供に意見を求めて、それを「それは違うよ、本当はこうだよ。」なんて否定していたら、子供は何も言わなくなります。

あくまで「そう思うんだね。」と理解を示した上で、「実はね。」って教えてあげると良いですよ。

あと、答えがない質問もとても多いですよね。そんな質問は、一緒に空想を広げてあげたら面白いです。子供って本当に自由に想像しているんですよ。その世界を一緒に楽しんであげてください。

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子供に「なぜ?」と聞いてみよう

子供がグズったり、いやいや言うとイラっとしますよね。特に急いでいる時に「いやいや」が起こると、じゃー勝手にしろ!ってつい言いたくなります。

そこをグッと我慢して、「なんで?」って聞いてみましょう。案外ちょっとしたことが原因だったりします。靴下がいやだとか、先に帽子を被りたかったとか、すんなり解決することも多いです。

絵を描いて持って来た時に「素敵な絵だね!なんでこの色にしたの?」とかを聞いてあげるのも良いですね。子供なりのこだわりがあって面白いですよ。

 

あんまり質問ぜめにするのはどうかと思いますけれど、子供の世界観をのぞいてみる為に、なぜ?グセを子供にも、親にもつけると色々な世界が見えて来ます。

子供なりの表現をうまく認めてあげてください。自分の意見をいって良いんだ、って安心させてあげることで、子供は自分の意見を言えるようになります。

小さいころだからこそ、その世界観を一緒に楽しんでください。