小学校講師のパパが二人の子育てやってます

小学校の先生ですが、三人の子育てやってます

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宿題なんて、必要?必要ない?

結論から言うと、宿題はやった方が学力は確実に身につきます。やらんよりやった方がいいですよってことですね。

でも、やらせ方が結構大事というお話。

 

宿題は学力とは関係ない?

そんな記事をちらっと見たことがありますが、そもそものサンプルがどうなのかにもよるでしょう。

すでに、宿題をやらなくてもいいくらいの学力のある子は、必ず宿題を完璧にやってきます。このグループは宿題までやらなくても、授業で十分理解しているので、宿題と学力は関係ないでしょう。

逆に、やらないかんやろ!って子ほど宿題をやってこないので、宿題をなくしても成績は悪いままです。

なので宿題は、あくまで勉強するための習慣をつけるもので、副産物として補習的な面もあるよ!

なので、習慣として一年生のうちから必ずやらせていくのが効果的です。

なお、このデータはアメリカのものらしいです。アメリカでは、教育は家庭で行うことが基本の考え方にあるので、日本とは違いますよね。最近の日本では、全部預けてやってもらおうっていう感じがものすごいから。スパルタ幼稚園がはやるわけですね。

 

時間を決めて、親の目のある場所で

やらせるといったって、忙しいからみてあげれないっていうのが、実情ですよね。共働きのご家庭も多い中、子どもの宿題までは無理!っていう気持ちは分かります。

 

まず、勉強する時間と場所を決めてしまいましょう。この時間は勉強する時間、と一年生の内から自分で決めさせます。

下校してすぐだと、友達と遊べないので、五時に帰宅してからの30分は宿題の時間とか、お風呂上がっての30分など、早めに終わらせるような時間がいいです。

やる場所はリビングなどの親の目が届く場所がいいです。じっと一緒にやらなくても、様子を見るくらいで十分ですよ。

「分からないところはいつでも聞いてね」ってしとけば、どこでつまずいてるかが分かるし、親が分からなければ「先生に聞いておいで」で全然いいです。

 

宿題チェックのコツ

音読とかめんどくさいですよねー。同じ話ばかり聞かされることもあるし、正直長い。ながら聞きでいいと思います。

ちょっとポイントとしては、聞くだけでなく、物語の内容の質問を最後にしてみてください。ただ文字を追ってるだけか、ちゃんと読んでいるだけかがよく分かります。

漢字はただ写すだけになりがちです。漢字を覚えるのではなく、書くことが目的になっている子は、結構おおいですよ。

これも簡単なテスト、漢字を使った熟語を2つくらいだしてみましょう。チラシの裏にでもかいて貰えばいいです。

計算ドリルは、まるつけは子どもでよいと思います。ただし、絶対にさせて欲しいのがやり直し。できたら復習も。

答え写して終わって、同じ問題がまた解けない、って状態の子がいます。

自学は僕はどんなテーマでも自分が好きなものにしぼっていいです。たとえば恐竜好きなら図鑑で調べたり、絵が好きなら描いてみましょう。

 立派な自学です。

ちなみに教科書やノートを見ながらやらせるのは是非やらせて欲しいのですが、答えを丸写しになることだけは、時間の無駄なのでやめましょう。 

 

個人的には宿題は、学習習慣を身につけるためには、非常に大切です。特に自学って、その子の個性がもろに出てて、見るのが大好きです。

勉強も楽しんでやれたら、最高ですね!