小学校の一日ってどんな感じ?先生目線からの学校の一日を晒します
四月も中頃ですが、すでにピカピカの新一年生がきてから一週間以上が経ちました。新学期の緊張感もまだまだ残しつつも、それぞれのクラスカラーが出始めてくる今日この頃。
日本の小学校の先生って世界一忙しいらしいんだけど、一日中一体なにしてるの?
ってのを書いていきます。
学校は七時から開く
だいたいの学校は七時には誰か来ています。職員室が開くのがこの時間になりますね。7時半頃からだんだんと職員室にも先生達が出勤してきて、45分くらいから子ども達がやってきます。
この朝の時間は、主に当日の授業準備やらをしています。また、教室に上がって連絡帳のチェックやら、欠席の電話が入ってくるのもこの時間帯。ゆっくりコーヒーなど嗜む余裕もございません。
8時半に朝の会
健康観察、欠席者の連絡を確実に済ませ朝の会、帯タイム、授業、と給食前まで休みなく働きます。中休みの15分なんか、あっという間に終わります。トイレ行く暇もないんだからね!
いよいよ給食!
給食中も息をつけません。当番と一緒に飯缶をとりにいき、当番と一緒におかずをつぎ分け、残菜がなくなるように調整したら、いただきます。
もちろん先生も一緒に食べるんですが
自分は5分で食べ終わります。
これは量が少ないとかじゃなくて、教師病です。だいたい教師は早食い。5分で食べ終われるかは、この後の給食指導に大きく関わりますからね。
低学年の場合はこぼしたりなんやらやらかしてくれますし、高学年なら空いた時間に少しでも仕事をすすめることができます。食事時間5分て。給食はおいしいけど、5分!! ウルト◯マンよりちょっと長いね。やったね!
昼休みはあるけれど
教育公務員とはいえ労働者ですから1日の中にも休みがあるはずなんですが、昼休みも委員会だったり子どもの勉強見たり、遊んだりしてたら、あっという間に掃除、五時間目、六時間目、ときて、さようならー!!また明日ー!!
四時には子ども達が下校します。
さぁ仕事仕事…
ところが四時から、なぜか色々な会議が入り込みます。これ本当にいるのか…みたいな謎会議。
さらに追い討ちをかけるようにやってくる、「うちの子がまだ帰ってきていません」の電話、子どもの捜索。だいたい、友達ん家で見つかる。直帰しろ。
気づいたら5時、終業時刻だー!
って帰れるかーい!!
自分のマネジメントができていないのが原因とは分かっているんですが、五時に帰らせる気なんざ絶対ないやろ!!と思う。
クラスのノート見たり、プリントに目を通したり、明日の授業準備したりは完全に終業時刻以降しか時間が取れない、みたいな毎日ですね。
特に高学年は毎日6時間授業だから、ほんとしんどいわぁ。
以上、小学校教師の1日でした。
給食の時間も指導の時間って知らない方がいらっしゃいますが、この時間も指導をしないといけない時間なんですよ。
学校にもよりますが、小学校では1日の最後にやっとお茶を飲めるくらいの忙しさです。
これを多忙かそうじゃないかは人それぞれだと思うので、将来教職員を考えている方は参考にされてください。
でも、子どもと一緒に仕事できるってのはなんだかんだで幸せだと思います。